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富士経済グループ 市場調査サポートサイト

EV/PHV向け充電器大出力化の最新動向を調査

株式会社富士経済は、EV/PHV搭載バッテリーの大容量化に伴い、大出力化が求められているEV/PHV向け充電器の最新動向を調査し、その結果を「EV/PHEV High Power Chargingの最新トレンドと将来展望 2022」にまとめました。

この調査では、充電器・充電システム本体および関連部品の大出力対応動向とそれに伴う熱制御・処理の動向、採用技術や素材チェンジなど、変革の方向性を明らかにしました。

なお、本記事以外にも、より詳細な市場構造、市場シェア、参入企業動向などをお知りになりたい方は、「EV/PHEV High Power Chargingの最新トレンドと将来展望 2022」をご購入の上、ご覧いただければ幸いです。

◆当該資料の全体サマリー

注目4か国の急速充電器における大出力機(151kW以上)のストック市場

2022年見込

2035年予測

ドイツ

980個

7,400個

米国

7,900個

60,500個

中国

12,200個

380,000個

日本

30個

320個

急速充電器の市場は、堅調な伸びがみられますが、状況は各国で異なります。現状、中国が需要の中心であり、長期的にも大幅な伸びが期待されます。大出力機についても、中国が市場をけん引すると予想されます。

急速充電器の大出力化に関しては、新型コロナウイルス感染症の流行が長期化している影響を受け、大きな動きはみられません。CCS規格の「メガワット充電器」(1,000kW)実用化とChaoJi規格の900kW充電実現に向けた実証事業は停滞しています。

Teslaは、2023年中に出力500kWの「Supercharger V4」投入を開始するとしており、対応するEV/PHVが投入されていないため実設置が進んでいないCCS規格の500kW機に先駆けて、世界初の設置になるとみられます。

◆注目個別市場サマリー

車載充電器

2022年見込

2021年比

2035年予測

2021年比

5,285億円

155.9%

1兆8,410億円

5.4倍

外部電源からの充電を行うEV/PHVに搭載される充電器で、普通充電器から供給されるAC電流をDCに変換し、車載バッテリーに充電するためのAC-DCコンバータを対象とします。EVやPHVには必ず1台搭載されるため、市場はEV/PHV新車販売台数に連動します。

2022年は、欧州ではEVの販売が好調なほか、米国でも量販車種であるピックアップトラックのEV化が本格化するとみられます。また、中国では2021年にEV/PHV合計で350万台超が販売され、2022年も好調が続くと予想されます。それに伴い車載充電器の需要も増えています。

出力別では、出力6~7kW製品が堅調に伸びており、11kW製品はTesla向けを中心に搭載が進んでいます。今後は、EV搭載バッテリーの大容量化に伴い、AC普通充電の大出力化が求められていくことから、長期的には11kW製品が大きく伸びるとみられます。また、さらに大出力化が進み22kW製品の需要増加も予想され、2035年の市場は1兆8,410億円まで拡大すると予測されます。

【参考】本記事で使用した「EV/PHEV High Power Chargingの最新トレンドと将来展望 2022」に掲載している調査対象市場

充電器・給電システム

  • 急速充電器
  • 普通充電器
  • ワイヤレス給電

プラグイン充電用部品

  • コネクタユニット(ケーブル/ガン)
  • 冷却ユニット(急速充電器用)
  • インレット
  • 車載充電器
  • ジャンクションボックス/整流器

ワイヤレス給電用部品

  • 送電デバイス
  • 受電デバイス

共通部品

  • パワー半導体

◆本記事は「EV/PHEV High Power Chargingの最新トレンドと将来展望 2022」より一部取り上げ、概要をご紹介しました。当該資料の目次や内容の詳細はこちらでご紹介しています。