株式会社富士経済は、分散型エネルギーリソースの活用促進に向けて、2025年度に需給調整市場で家庭用蓄電池などの低圧リソースの本格活用を可能とする方針が固まったことなどから、注目が集まるRA(リソース・アグリケーター)プラットフォーム市場を調査しました。その結果を「分散型エネルギーリソース活用に向け注目されるRAプラットフォーム市場・ビジネスモデルの実態把握」にまとめました。
この調査では、低圧リソース向けと高圧以上リソース向けに分けてRAプラットフォーム市場の現状を明らかにし、将来を展望しました。また、RAシステムやEMS(エネルギーマネジメントシステム・DRシステム)の参入ベンダーの動向についても整理しました。
※RAプラットフォーム:RAシステムとEMS(エネルギーマネジメントシステム・DR[ディマンドレスポンス]システム)で構成されます。RAシステムは、電力取引市場との連携を行うACシステムなどの上位システムの指令に従い、上位システムの計画達成状況を考慮した制御計画を策定しつつ、傘下のEMSに制御指令を出します。EMSは、平時はエネルギーのモニタリング(エネルギーマネジメントシステム)などを行い、DR指令時には、ゲートウェイやDER(分散型エネルギーリソース)を制御します。
なお、本記事以外にも、より詳細な市場構造、市場シェア、参入企業動向などをお知りになりたい方は、「分散型エネルギーリソース活用に向け注目されるRAプラットフォーム市場・ビジネスモデルの実態把握」をご購入の上、ご覧いただければ幸いです。
◆当該資料の全体サマリー
RAプラットフォームの国内市場
市場は、RA(Resource Aggregator)システムとEMSがセットで提供されるSaaSビジネスの利用料金を対象とします。
2025年度の市場は2億円が見込まれます。現状は、低圧リソース向け・高圧以上リソース向けを問わず、需要家側のEMS(エネルギーマネジメントシステム)機能を軸にした、シンプルな制御支持機能の提供が中心です。
2026年度から低圧リソースの需要調整市場への活用が解禁されるため、ユーザー数やシステムあたりの管理・制御リソースが増大し、また、需給調整市場の高精度・高度な応動に対応した制御支持機能が必要になることから利用料金の上昇も想定されるため、2035年度の市場は2024年度比33.5倍の67億円が予測されます。
【参考】本記事で使用した「分散型エネルギーリソース活用に向け注目されるRAプラットフォーム市場・ビジネスモデルの実態把握」に掲載している調査対象市場
RAプラットフォーム
- 低圧リソース向け
- 高圧以上リソース向け
参入企業事例
- RAシステムベンダー4社
- EMS(DRシステム)ベンダー4社
◆本記事は「分散型エネルギーリソース活用に向け注目されるRAプラットフォーム市場・ビジネスモデルの実態把握」より一部取り上げ、概要をご紹介しました。当該資料の目次や内容の詳細はこちらでご紹介しています。