株式会社富士経済は、ペットオーナーとの接点拡充やペットごとに個別の提案を実現する手段として需要が増えているペット関連商品の国内EC市場を調査し、その結果を「ペットEC市場の最新動向調査 2025」にまとめました。
この調査では、大手ECモール、量販店系EC、総合ペット用品系EC、ペットショップ系EC、メーカー直販EC、その他ECで販売される食品6品目、非食品4品目の市場の現状を明らかにし、将来を展望しました。
なお、本記事以外にも、より詳細な市場構造、市場シェア、参入企業動向などをお知りになりたい方は、「ペットEC市場の最新動向調査 2025」をご購入の上、ご覧いただければ幸いです。
◆当該資料の全体サマリー
ペット関連商品の国内EC市場
2025年の市場は3,612億円が見込まれます。中でも、アマゾンや楽天市場など圧倒的な集客力を持つ大手ECモールが全体の8割弱を占めています。
大手ECモールは、ポイント経済圏によって集客力が高いため、多くのペットフードや関連商品メーカーが最優先で展開するECチャネルとなっています。既にECが普及しているドッグフードに加え、近年は量販店で購入する機会が多かったキャットフードも大手ECモールでの購入が増えています。また、猫砂やペットシーツなどは自宅配送の利便性やポイント還元による価格面でのメリットが大きいため、大手ECモールでの購入が多いです。
メーカー直販ECも、高い成長率で市場拡大を後押ししています。これまでオフライン販売が中心であったペット関連商品メーカーが、ペットオーナーとの関係性強化などを目的に自社ECサイトで販売するケースや、ベンチャー企業や異業種企業が直販ブランドを展開するケースがみられ、存在感が高まっています。
商品が充実し集客力がより高まることで、ECモール間の差別化が難しくなっているため、大手ECモールはペットフードや関連商品メーカーと連携しオリジナル商品を展開して、顧客の囲い込みを進めるとみられます。また、ユーザーがペット情報などを登録することで、ヘルスケアサービスを展開する動きもみられます。
メーカー直販ECは、自社ブランド独自の世界観を反映したサイト開発が可能なほか、自社が求める顧客データを獲得できるため、ペットの種類や年齢に合わせてペットごとの個別提案をしやすく、顧客の反応もダイレクトに把握できます。関連商品メーカーは、ブランドイメージや顧客ロイヤリティ向上を目的に注力することで、引き続き、高い伸びが予想されます。
【参考】本記事で使用した「ペットEC市場の最新動向調査 2025」に掲載している調査対象市場
ペット関連商品EC
- 大手ECモール
- 量販店系EC
- 総合ペット用品系EC(ECショップ主体)
- ペットショップ系EC(リアル店舗主体)
- メーカー直販EC
- その他EC
商品 食品
- ドッグフード
- キャットフード
- 療法食
- スナック
- サプリメント
- その他
商品 非食品
- 猫砂
- ペットシーツ
- 動物用医薬品
- その他
◆本記事は「ペットEC市場の最新動向調査 2025」より一部取り上げ、概要をご紹介しました。当該資料の目次や内容の詳細はこちらでご紹介しています。