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自動車用アンビエントライト(車内の間接照明)の世界市場を調査。2035年の市場規模を2,852億円(2024年見込比89.5%増)と推計

株式会社富士経済は、欧州や中国で普及が先行する中、日本自動車メーカーの導入事例が増えており、本格的な広がりが期待される自動車用アンビエントライト(車内の間接照明)の世界市場について調査しました。その結果を「2025 自動車用アンビエントライトの将来展望と高機能化動向」にまとめました。

この調査では、自動車用アンビエントライト市場とともに部位別需要や高機能化動向、また、構成部材の市場を調査し、将来を分析しました。

なお、本記事以外にも、より詳細な市場構造、市場シェア、参入企業動向などをお知りになりたい方は、「2025 自動車用アンビエントライトの将来展望と高機能化動向」をご購入の上、ご覧いただければ幸いです。

◆当該資料の全体サマリー

自動車用アンビエントライトの世界市場(ライトユニットベース)

欧州や中国を中心に需要は堅調に増加ました。2027年頃からの光透過タイプの搭載増にも期待されます。

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アンビエントライトは「雰囲気照明」とも呼ばれており、車室内を様々に演出できる間接照明としてダッシュボード下部から前席、後席のドアトリム、センターコンソールなどに搭載されています。市場はRGB-LEDモジュール(マイコン・ワイヤハーネス実装)を導光体に組み付けたライン状ランプのライトユニットベースで捉えました。欧州で展開するFORVIAやGrupo Antolin-Irausa、中国に拠点を置くYanfeng Automotive Interiorsなどが積極的に取り組んでいます。国内では、豊田合成やアルプスアルパイン、マレリなどが日本自動車メーカーを中心に提供しています。

欧州や中国では幅広い車種に搭載されており、米国でもEVを中心に搭載車数が増加しています。主にインパネやドアトリムに搭載されていましたが、車内演出の高機能化に伴いコンソールやルーフなど適用部位が広がっています。ADAS連動のアラート通知や音楽連携や動的表現などの機能が普及してきており、今後は自動車ならではの強みを活かしたエンターテイメント性やリラクゼーション性など、乗員の体験価値を向上させる高機能化がさらに進むとみられます。

搭載率の上昇に伴って市場は拡大していますが、規模の大きい中国でLEDパッケージの低価格化が進んでいるため、数量ベースと比べると近年の伸長率は緩やかです。2027年以降、欧州を中心に高いデザイン性などを実現できる光透過の面発光タイプ製品の搭載が増えるとみられ、それに適応したミッドパワーLEDなど高付加価値パッケージが増加することなどにより、順調な市場拡大が予想されます。

日本では、EV向けやグレードの高い車種で先進性の付与を目的に搭載率での増加が予想されます。中国のように搭載が一般化する可能性は低く、日本の内装メーカーや電装メーカーは光透過型製品などの高機能品に注力するとみられます。

部位別にみると、現状はドアトリムやインパネへの搭載が多いです。また、欧州自動車メーカーを中心にコンソールでの搭載も増加しています。欧州や中国のハイグレード車種ではルーフにも搭載されています。2027年頃に発売される自動車での採用に向けて開発が進む光透過タイプ製品は、ドアトリムへの搭載が中心になるとみられます。将来的には、自動運転車でハンドル部分や運転手の視界に入るインパネ部分などにも搭載される可能性もあり、用途の広がりが期待されます。

【参考】本記事で使用した「2025 自動車用アンビエントライトの将来展望と高機能化動向」に掲載している調査対象市場

アンビエントライト

  • ライトユニット

アンビエントライト用材料

  • LEDパッケージ
  • 導光体・拡散板用透明樹脂

◆本記事は「2025 自動車用アンビエントライトの将来展望と高機能化動向」より一部取り上げ、概要をご紹介しました。当該資料の目次や内容の詳細はこちらでご紹介しています。