株式会社富士経済は、タンパク補給ブームが一段落する中でも、一部品目では引き続き好調なタンパク補給食品12品目の国内市場を調査しました。加えて、タンパク補給食品市場に参入する企業100社の傾向を分析し、その結果を「タンパク補給食品市場 2024 カテゴリー間格差要因と参入企業100社分析」にまとめました。
なお、本記事以外にも、より詳細な市場構造、市場シェア、参入企業動向などをお知りになりたい方は、「タンパク補給食品市場 2024 カテゴリー間格差要因と参入企業100社分析」をご購入の上、ご覧いただければ幸いです。
◆当該資料の全体サマリー
タンパク補給食品の国内市場
市場は、2015年からのタンパク補給ブームで新規ユーザーの獲得が進み急拡大し、2022年以降はプロテイン補給食品のリピーター増加で安定した拡大を続けています。
2015年に各種メディアからタンパク質の重要性が発信され、タンパク補給ブームが発生しました。また、筋トレ流行や、インフルエンサーによるプロテインの紹介が増加したことも、新規ユーザーを取り込むきっかけとなりました。ほとんどの品目で売り上げが伸び、2021年まで市場は10%を超える伸びが続きました。
2022年以降は、タンパク補給ブームが一段落し、メディアの露出減少やライトユーザーの離脱がみられます。しかし、プロテインはヘビーユーザーを中心に引き続き需要が増加しているほか、生活に取り入れやすいめんやスープ類、ソーセージなどの食事メニューや、栄養素をバランスよく含むシニア向けの経口栄養流動食などが伸長しています。以前ほどの伸びはみられませんが、堅調な需要を獲得し、2023年の市場は前年比4.3%増の2,687億円となりました。
2024年は、プロテインや常温加工食品などはタンパク補給意識の高い消費者を中心に需要増加が続き、市場は前年比2.8%増の2,763億円が見込まれます。
◆注目個別市場サマリー
プロテイン
2015年からのタンパク補給ブームで市場は急拡大しました。加えて、2020年のコロナ太り解消需要増加や、2021年のテレビ番組でのプロテイン特集を背景に、ダイエット目的の女性を始めとする新規ユーザーを獲得し、2021年に市場は1,000億円を突破しました。
2022年以降は、ブームで獲得したライトユーザーの離脱がみられますが、ライトユーザーがタンパク補給の重要性を感じてリピーターとなるケースや、プロテインバーやパウチプロテインゼリーなどのユーザーが、タンパク質を多く含みコスパも高くフレーバーなどの選択肢も広いプロテインにシフトするケースなどがみられます。需要は堅調に増えており、2023年の市場は前年比7.6%増となりました。
2024年も、需要増加を受けて新規参入が続き、新商品の発売やプロモーションが強化されることにより、市場は2023年比8.6%増の1,292億円が見込まれる。
【参考】本記事で使用した「タンパク補給食品市場 2024 カテゴリー間格差要因と参入企業100社分析」に掲載している調査対象市場
- プロテイン
- 食事代替ダイエット食品
- MRP(ミートリプレイスメントパウダー)
- チルド・冷凍加工食品
- 常温加工食品
- プロテインドリンク
- パウチプロテインゼリー
- プロテインデザート
- プロテインバー
- その他菓子・シリアル
- 経口栄養流動食
- 大人向け粉ミルク
◆本記事は「タンパク補給食品市場 2024 カテゴリー間格差要因と参入企業100社分析」より一部取り上げ、概要をご紹介しました。当該資料の目次や内容の詳細はこちらでご紹介しています。