・近年、脱炭素社会の実現に向けて各分野でCO2排出量の削減に向けた取り組みが進んでいる。この一つの取組として、燃料・エネルギー分野では「カーボンニュートラル燃料」の実用化に向け、研究開発が活発化している。
・カーボンニュートラル燃料の合成プロセスにおいて、キーマテリアルとなるのが触媒である。従来、日本における触媒市場は、海外企業とのライセンシングやジョイントベンチャーの形を取ることによる触媒技術の導入が中心であった。このため化石燃料製造における触媒は欧米メーカーによる寡占状態状態であり、日系メーカーの参入余地は僅かである。一方で、カーボンニュートラル燃料そのものが市場黎明期であるため、その合成プロセスに使用される触媒は、日系メーカー含め玉石混交であり参入余地も高いとみられる。
・そこで本マルチクライアント特別調査企画では、カーボンニュートラル燃料の合成プロセスに用いられる触媒を「次世代カーボンニュートラル触媒」と定義し、その最新動向を調査する。製造フロー別に触媒を整理し、各触媒の市場動向や研究開発動向、業界構造やアライアンスマップを整理することで、今後の成⾧が期待される次世代エネルギー触媒市場を捉えることを目指す。