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生活習慣病やがん関連領域など8領域のジェネリック医薬品市場を調査。2032年の国内市場を1兆6,572億円(2023年比34.9%増)と推計

株式会社富士経済は、今後、業界再編や企業間連携により、大規模な生産体制の構築が進められ、拡大が期待されるとともに、安定供給が可能な企業への集約、少数精鋭化への動きが予想されるジェネリック医薬品市場を調査しました。その結果を「変革期のジェネリック医薬品業界と注目企業動向」にまとめました。

この調査では、対象とする8領域のバイオシミラー、オーソライズドジェネリック、その他ジェネリック医薬品について、最新の動向を調査し将来を展望しました。また参入企業9社の販売動向に加え、ジェネリック医薬品事業への注力度や新薬開発、生産体制などについて今後の方向性をまとめました。

なお、本記事以外にも、より詳細な市場構造、市場シェア、参入企業動向などをお知りになりたい方は、「変革期のジェネリック医薬品業界と注目企業動向」をご購入の上、ご覧いただければ幸いです。

◆当該資料の全体サマリー

1.対象8領域のジェネリック医薬品の国内市場

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2023年の市場は取引条件の見直しなどもあり、前年比8.0%増の1兆2,287億円となりました。薬効領域別では患者数の多さや高齢化を反映して、生活習慣病領域やがん関連領域、消化器科領域などの伸びが大きいです。2020年代後半以降には抗がん剤の免疫チェックポイント阻害剤や整外科領域の生物学的製剤のジェネリック医薬品が登場し、高血圧や糖尿病など生活習慣病領域でも大型ジェネリック医薬品の発売が予定されていることから今後も拡大していき、2032年の市場は、2023年比34.9%増の1兆6,572億円が予測されます。

バイオシミラーは、2023年はがん関連領域のバイオシミラーが縮小した影響で前年を下回りましたが、今後バイオ医薬品の特許切れが増えることで製品数が増え、拡大していくとみられます。
その他ジェネリック医薬品は市場の中で70%弱の構成比であり、中枢神経領域・疼痛治療剤領域や消化器科領域が主体となっています。今後も市場は拡大しますが、バイオシミラーやオーソライズドジェネリックの成長により、構成比は徐々に下がっていくとみられます。
オーソライズドジェネリックは、2023年時点で24.4%を占めています。現時点で未発売ですが、製造販売承認を取得済の製品も控えており、今後も拡大が予想されます。

厚生労働省が定めたジェネリック医薬品への置き換え目標(2029年度末までに47都道府県で数量シェア80%)の達成が近いとみられ、ジェネリック医薬品メーカーにはシェア拡大に加えて品質管理体制の確保や安定供給などが求められています。2023年11月から試行導入され、今後情報公開が予定されている企業指標評価や、2024年3月の後発医薬品産業のあるべき姿と対策の方向性の骨子案により、今後は安定供給に向けて業界再編や企業間連携の推進、大規模な生産体制の構築が進められていき、安定供給が可能な企業へ集約されるとともに、市場は拡大するとみられます。

2.対象8領域の医療用医薬品におけるジェネリック医薬品の構成比

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2023年時点の構成比(金額ベース)は17.1%であり、今後さらに高まっていくとみられます。置き換えが進んでいるのは産婦人科領域であり、既に35%程度がジェネリック医薬品となっています。また、泌尿器科領域・腎疾患領域も30%程度が置き換わっています。

がん関連領域は、8%弱の構成比ですが、今後はオーソライズドジェネリックや、その他ジェネリック医薬品の発売によって成長し、構成比が高まるとみられます。

◆注目個別市場サマリー

がん関連領域

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2022年から2023年にかけて「ビダーザ」(日本新薬)や「レブラミド」、「スプリセル」(いずれもブリストル マイヤーズ スクイブ)、「ハーセプチン」(中外製薬)、「ザイティガ」(ヤンセンファーマ)などの大型の新薬が発売されたことで、2023年の市場は前年比13.2%増の1,483億円となりました。がん関連領域における構成比は、2023年時点で8%弱ですが、新たなジェネリック医薬品の発売により徐々に構成比が高まっていき、2025年には8.3%に拡大するとみられます。

抗がん剤を中心に新たなジェネリック医薬品が発売されるとみられることから、市場は2030年ごろまで堅調な推移が予想されます。以降は、現在固形がん治療剤の主力となっている免疫チェックポイント阻害剤のジェネリック医薬品が発売されるため、大きく拡大すると予想されます。

【参考】本記事で使用した「変革期のジェネリック医薬品業界と注目企業動向」に掲載している調査対象市場

ジェネリック医薬品

  • バイオシミラー
  • オーソライズドジェネリック
  • その他ジェネリック医薬品

薬効領域

  • 中枢神経領域/疼痛治療領域
  • 生活習慣病領域/循環器疾患治療剤
  • がん関連領域
  • 消化器科領域/整形外科領域/皮膚科領域/免疫抑制領域
  • アレルギー疾患領域/呼吸器疾患領域
  • 感染症領域
  • 泌尿器科領域/腎疾患領域
  • 産婦人科領域

注目企業

  • ジェネリック医薬品メーカー 9社

◆本記事は「変革期のジェネリック医薬品業界と注目企業動向」より一部取り上げ、概要をご紹介しました。当該資料の目次や内容の詳細はこちらでご紹介しています。