株式会社富士経済は、商品の多様化やコロナ太り解消需要獲得、たんぱく質摂取の重要性に対する理解が進んだことにより拡大が続いている、たんぱく補給食品の国内市場を調査しました。その結果を「たんぱく補給食品市場 2022 プロテインブームの行方と原料事情の変化」にまとめました。
この調査では、プロテインパウダーをはじめとする計12品目のたんぱく質を含む市販用商品の市場を捉え、プロテインブームの変遷や原料動向なども明らかにしました。
なお、本記事以外にも、より詳細な市場構造、市場シェア、参入企業動向などをお知りになりたい方は、「たんぱく補給食品市場2022 プロテインブームの行方と原料事情の変化」をご購入の上、ご覧いただければ幸いです。
◆当該資料の全体サマリー
たんぱく補給食品の国内市場
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2022年見込 |
2021年比 |
2027年予測 |
2021年比 |
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2,549億円 |
108.5% |
3,071億円 |
130.7% |
たんぱく質摂取の重要性に対する消費者の理解が進んだことや筋トレブーム、マスコミで取り上げられる機会の増加などによるプロテインブームを背景に、女性やシニアなどの層を取り込みユーザーが広がったことで、市場は2016年に1,000億円を突破しました。その後も、プロテインパウダーを中心に、プロテインドリンクやプロテインバーなど商品が多様化し、手軽に摂取できるようになったことから幅広い需要を獲得して伸びが続きました。
2020年には、新型コロナウイルス感染症の流行による生活様式の変化もあり、外出制限や運動不足に伴うコロナ太り解消需要を獲得したことで、市場は2,000億円を超えました。2021年、2022年は原料の供給不足により原料価格が上昇しており、特に乳原料は生乳生産量の不足に加え、健康志向の高まりにより世界的に需要が急増したことから、価格が高騰しています。今後は市場の伸びは緩やかになりますが、たんぱく質を摂取するライフスタイルが定着することで拡大が続くとみられます。
◆注目個別市場サマリー
プロテインパウダー
たんぱく補給食品のうち、水や牛乳などで溶かして飲用する粉末商品を対象としています。スポーツをコンセプトとしたスポーツ用途型と、健康維持や栄養補助を目的とした栄養補給型に分けられます。
2000年代半ばまでユーザーは限られていましたが、スポーツ用途型が初心者やライトユーザーへ広がったことから、2014年以降は前年比二桁成長が続いています。2020年はコロナ禍におけるスポーツ機会の減少が逆風となりましたが、コロナ太り解消需要により前年比22.5%増と大きく伸び、2021年もテレビ番組で取り上げられたことで好調だったことから、市場は1,000億円を上回りました。
2022年は、原料の高騰などにより商品の値上げが行われましたが、需要は旺盛であることから市場は拡大が続くとみられます。しかし、ここ数年の急成長の反動や新規参入メーカーが増加する一方で、競争激化により苦戦するメーカーがでてきており、今後は伸びが鈍化していくと予想されます。
【参考】本記事で使用した「たんぱく補給食品市場2022 プロテインブームの行方と原料事情の変化」に掲載している調査対象市場
サプリメント
- プロテインパウダー
- 食事代替ダイエット飲料
- MRP(ミールリプレイスメントパウダー)
加工食品
- サラダチキン・ちくわ・ソーセージ類
- その他加工食品
飲料・デザート
- プロテインドリンク
- パウチプロテインゼリー
- プロテインデザート
菓子・シリアル
- プロテインバー
- その他菓子・シリアル
その他
- 経口栄養流動食
- 大人向け粉ミルク
◆本記事は「たんぱく補給食品市場2022 プロテインブームの行方と原料事情の変化」より一部取り上げ、概要をご紹介しました。当該資料の目次や内容の詳細はこちらでご紹介しています。